デトックスと内臓の関係 デトックス製品には根拠なし!

CC BY-SA 3.0 Nick Youngson

 

特に女性に広く知られているデトックスとは、体の内側に溜まってしまっている不要な毒を排除させるという健康法のひとつでジャンルとしては代替医療に大別されます。

 

「detoxification(取り除く)」デトクシュケーションの短縮形で、本来は肝機能にまつわる言葉。

 

日本人が「デトックス」に魅力を感じてしまう最も大きな理由は、私たちが暮らす環境の悪さかもしれません。

 

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空気や土壌は汚染され、コメなどの食物には不自然に成長を促す化学肥料や有害な農薬が多く含まれていると実しやか(まことしやか)に囁かれています。

 

現代を生き抜く私たちは、1日ごとに体内に蓄積されていくといういわゆる毒を、色んなデトックス法を試して体外へ追い出し、絶対的健康な体を手に入れたいと尽力しています。

 

そもそもデトックスという言葉そのものはさほど目新しいものではありませんが、これはあくまで代替医療や健康法の一種に過ぎないもので、医師による治療行為とは異なることを把握している人は意外なまでに多くないようです。

 

イギリスのVoice of Young Scienceが行った調査によると、デトックス製品のというのはアルコール中毒などの中毒症に施す医療行為以外には、ほどんど効果をもたらさないと言及しています。

 

また、同じイギリスの国民保険サービスでは「デトックスという言葉には何の科学的根拠もなく、そのような製品を購入する必要はない」と断言しています。

 

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しかし、やはり油ものばかりを食べていれば、抜け毛が増えたり吹き出物が体に出来たりと体の表面に現れてくるのは誰にもあることです。

 

余分な物質を体が外へ出そうとしている体のサインは見逃してはいけません。人生80年といわれている今、あなたは80年間、体のあらゆる臓器や骨、筋肉など同じものを使い続けていくのです。

 

車にメンテナンスが必要なように、あなたの体もメンテナンスは必要だということはいつも念頭に入れておきましょう。

 

脂を取り入れすぎているなら、出さなければいけません。
塩分を取りすぎているなら、汗をかいて体の外に出すべきです。

 

デトックスというのは取り入れるのではなく、「出す」ことだということを覚えておきましょう。こう考えれば「出す」ことにデトックス製品を「取り入れる」ことがいかにナンセンスだということに気付くはずです。

 
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Posted by MIC