ロイズという保険組合を理解するためのメモ シンジケートとは?アンダーライターとは?

ずっと気になっていたロイズという会社について調べてみました。

ずっと気になってて、たまにさらさらとウィキペディアを読んだり、生命保険会社のサイトを見ていたりしましたが、どうにもよくわからない。

保険の知識のない私にとって、アンダーライターだとかシンジケートだとか、引受人とか専門用語がまずわからないので、すぐにページを閉じてしまう始末でしたが、

今回はじっくり”理解するぞ~”という意気込みでリサーチを開始。

これは私なりに調べて整理したことをまとめたメモです。

もし、どなたか”それは違うよ”というのを見たら教えて頂けるとうれしいです。

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ロイズ保険組合

ロイズ保険組合は、実は保険の取引をしているわけではなくて、取引をする

”場所” ”事務処理”

を提供しています。

保険商品を売ってるわけではない、ということですね。

さらに保険の”取引をする場”を与えている、”組合”

”組合”とは共通の目的をもつ者が、利益を守りつつ目的を達成するために、互いに助け合う組織。

と定義されています。なるほど。

”組合”に入るには会員になる必要があります。

そしてその”会員”になるのは企業仲介業者

企業の集まり(小さな保険会社たち)をシンジケート

そして仲介業者をブローカー といいます。

”利益を守りつつ目的を達成する”というところからビジネスが始まります。

組合は”お互いに約束を守り助け合う”会員企業の集まり。

そしてシンジケート(小さな保険会社の集まり)に出資しているのがアンダーライター

ここで出てきました。アンダーライター

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書類(保険証券)の一番下にサインをすることから”アンダーライター”と呼ばれるそうです。

アンダー(下)にライター(書く人)そのままですね(笑)

そしてアンダーライターは保険の責任をすべて引き受けるので、”保険引き受け人”と言われれています。

すべてのビジネスにはリスクが伴うものですが、無限の責任を負うと聞くとレベルの違う究極のギャンブラーみたいです。

だからイギリス人は生粋の賭け事好きなんて、印象が定着しているのかもしれませんね。

また”アンダーライター”は

もちろん”名前”を記入するので、単に”ネーム”nameとも言われています。

また、そのままですね(笑

侵略とお金設けの大好きなイギリス人(笑)

飛行機のなかった1600年代、船を利用して世界中へお宝を探しにいくイギリスの探検家たち。

その中から中米からタバコを仕入れてビジネスをしたい、という人が現れます。

でもコストが掛かるので出資(軍資金)を集めなきゃいけない。

みんなに話しを持ちかけて軍資金を集め、予定通りタバコの仕入れが出来て、利益が出たら山分けしようぜと約束するのです。

こういう話し合いが行われていたのが、ロイドというオーナーが経営していたコーヒーハウス

とても繁盛していて、いろいろな人がいろいろな情報を話し合っていたコーヒーショップだったそうです。

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オーナーのロイドさんが亡くなってからは、保険会社が資金を出し合って、別の店舗を出店。

そして、公式に情報交換の場として使い始めたのだそうです。

ロイズというのは”ロイドの”という意味ですね。なるほど。

ロイドさんに敬意を払って、というのもありますが、すっかり定着した場だったので変えたくなかったのではないでしょうか。

ロイズの情報量がすごい

当時は航海に行っても無事に戻ってくる確立が相当低かったようです。

船が沈んだり、仕入れたものが傷ついたり、無くなったり。

でも、安全に予定通りに戻ってきたときの、利益は大きい。

(イギリスは階級で貧富の差が相当ありましたから、中には富裕層が遊び半分で出資していたいたような気もしますね)

ロイズ組合にはたくさんの会社(出資者)が登録しているので、すべての情報がロイズ組合に集まっていたそうです。

すべての情報とは、例えば

  • 船の渡航した成功率とか失敗率
  • 船の型番とか
  • キャプテンは誰だとか
  • あの船が何をどのくらい積んでいるのか
  • どこの港を経由したかとか
  • 船の故障歴、はたまた
  • 渡航先の経済状況や
  • 扱われている商品の市場価格などなど。

とりあえず、腕のいいヤツがいるのかとか、あの船は大丈夫なのか?とか

いろんな商品の一緒にその他の情報の交換場所だったのすね。

石油の情報だとか、国の状況だとか、国のもっている船の数とか、さらには穀物とか、コットンとか、ありとあらゆるデータが一箇所にあるので便利ですね。

ビジネスの世界は食うか食われるか。

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当時も詐欺師はうようよいたようで、二者の間に第三者を置くことで

公正なビジネスを目指していたということもあるようです。

ロイズが関わった保険事例

追記:
現在は個人での”無限責任”の会員は全体の2%で、それ以外は全て”有限”、

引き受けても上限が定められているとのこと。

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Posted by MIC