歯磨きを忘れた時に使える!応急的にできる3つの口臭予防法とは?

歯磨きを忘れた時に使える!応急的にできる3つの口臭予防法とは?

歯磨きを忘れたり、あるいは時間がなくて磨けなかった時にできる口臭予防の方法を3つご紹介します。

1、爪を使って、舌の汚れをこすり落とす

口臭の原因ってだいたいが舌に残った雑菌のせいなんですよね。
この雑菌をある程度取り除くだけでも口のくさい臭いはかなり改善できます。

ガムやミントでごまかしても、舌に雑菌が残っていたらまたすぐに臭い始めます。

だったら洗ちゃったほうが早いです。

ただ舌の汚れって撫でるだけでは取り除けません、爪を使ってこすり落とすような感じじゃないとダメですね。

それでも臭いがするのは間違いなく虫歯のせいですね。英語では虫歯はtooth decayといって”歯が腐った”って言い方するくらいですから、臭いを放つのもうなずけます。

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2、口に唾液をためてグチュグチュする

ちょっと聞こえが悪いですが(笑 これも効果的なようです。

唾液には洗浄作用があり、唾液の水分で食べかすや細菌を洗い流します。

グチュグチュしてるのを人に見られないように、トイレかどこかでちょこっとできますよね。

また、口の中がサラサラしていると口臭も出にくくなります。

3、指で歯磨き

自分の人差し指使って歯を磨く方法ですね。

どうしても歯ブラシで磨くをの嫌がる小さい子とか、歯茎が弱った高齢者にオーラルケア法として取り入れられています。

この他には、ガムやマウススプレー口臭をごまかすという方法がありますけど、結局臭いって元を取り除かないとやっぱりダメなんですよね。

歯磨きの歴史は古代エジプト時代からあった!日本での始まりはいつ?

歯の健康を保つために、歯磨きの風習は早くから行われていて、紀元前5千年のバビロニアでは食事の前に麻で歯を磨いていました。
現在のような歯ブラシのルーツは古代エジプト時代とされていて、歯磨き粉をつけて磨くようになったのも古代エジプト時代と言われています。

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その時代の歯磨き粉の原料は、ヤシ科の「ビンロウの実」を粉末状にして、ハチミツを甘味料と結合剤として使い「乳香」を香料にしていました。
そして、研磨剤に「燧石」を使っていました。

ちなみに「ビンロウ」は紙タバコやガムなどのほか、虫下しの薬、漢方などにも使用されている、さまざまな用途がある実で、現在の日本でも幅広く使われていて、古代エジプトの人たちの知識に驚かされます。

日本で歯磨きが行われるようになったのは江戸時代のことで、当時は柳や竹のなどの端をボサボサにした「房楊枝(ふさようじ)」と呼ばれるもので磨いていました。

また、歯磨き粉もその当時からあり、じゃ香やハッカなどの香料が原料になっていました。

また、戦時中の物のない時代には、塩で歯を磨いていましたが、塩は歯や歯茎を丈夫にするということで、現在でも塩で歯を磨いている人もいます。

歯磨き粉は泡立ちする必要がある?本当の役目と泡立ち過ぎるリスク!

間違った歯の磨き方は歯にダメージを与えますが、その一つが歯を磨くときに歯磨き粉が泡立ち過ぎることです。

ほとんどの人が清潔のために歯ブラシを濡らして(洗って)から歯磨き粉をつけますが、水に濡らすことで早く泡が立ちます。

その泡が問題で、短時間に泡が立つとキレイに磨いたような気になりますが、汚れや細菌が落ちていないことが多いとか。

そして、口の中で泡が一杯になると早く捨てたくなりますから、どうしても磨く時間が短くなってしまいます。

そのため、歯科医は効果的に歯を磨くためには乾いた歯ブラシに歯磨き粉付けて磨くことを進めています。

もう20年も前のことですが、本当は歯磨き粉をつけなくてもいいと、その時通っていた歯医者さんに言われたことがあります。

歯磨き粉を使わなくてもいいということは、今でも多くの歯科医師が言っています。

知人も歯科の先生に「歯磨き粉は清涼感を感じるだけなので使わないで磨いても問題ないですよ」と、言われています。

ただ、その知人は歯磨き粉なしで1週間磨いたところ、歯の黄ばみが目立ってきたと言っていましたが、たしかに歯磨き粉をつけて磨いたようなキレイさにはならないようです。

また、別の人は歯科大学の医師も歯磨き粉は必要ないと同じことを言っていて、ブラシがどれだけ正しく歯や歯茎の境目に当たっているかが大事と言われています。

その歯科大学の医師は、歯磨き粉には研磨剤が入っていて歯の表面がキレイに見えたり、清涼感を感じて「きちんと磨けたと勘違い」している方が問題と言っています。

また、磨き粉に含まれている研磨剤が歯茎を傷つけて知覚過敏になる恐れもあります。

歯磨き粉をつけるメリットがなさそうに思えてきますが、歯磨き粉に含まれているフッ素の働きでで、虫歯予防の効果が期待できます。

フッ素のこの働きは科学的にも証明されているほか、フッ素が歯磨き粉に含まれるようになった1990年の中頃から、虫歯の患者さんが急減している事実が証明しています。

フッ素の働きを考えれば歯磨き粉をつけた方が良いといえますが、ただ、研磨剤が歯を傷つけます。

そのため歯磨き粉をつけるなら、歯ブラシにべったりたくさんつけるのではなく、少量だけつけることを歯科医は奨めています。

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まとめ

歯磨きの大切さが言われ、内科的な病気にも関係してくるので「かかりつけ歯科医院を作る」ことが大切ということも言われるようになりました。
そのため、歯科医院での予防的なケアや専門的なアドバイスを受けるのが有効とされ、良い歯の状態を保つことは、生活の質が低下するのを防ぐだけでなく、生活習慣病や認知症などの予防にも効果があることがわかってきました。

定期的に歯科医に通うことができれば理想ですが、まずは正しい歯の磨きかたを身につけることをおすすめします。

自分では正しく磨いているつもりでも、間違った磨き方をしていることも少なくありません。

ユーチューブなどで正しい磨き方の指導を見るのもおすすめです。

Posted by MIC