アトピー持ちで献血:手の甲から献血は2倍痛い
アトピーは物心ついた時からの付き合いだけど、年齢を重ねるごとにだいぶ治まってきてる感じ。
時々かゆみがひどくなることはあるけど、あまり気にせず献血には年に1~2回行ってます。
アトピー持ちで献血:手の甲から献血は2倍痛い
アトピー持ちで献血するのに唯一困ることは、太くていい血管が見つけにくくて、最終手段として ”手の甲” から採血すること。
これが結構イタイ。腕からするのより2倍は痛い(苦笑)><
なぜ血管が見つけにくいかというと、アトピーがひどかった時代に荒れていた腕には今だ跡が残っていて、肌が少し薄黒く変色しているせい。
献血スタッフの人には温っかいドリンクを勧められ、腕を何度もこすってもらったり、手を開いて閉じてを繰り返してどうにか血管を浮き立たせます。
こんな感じで献血前の検査の時、献血本番でもとにかく血管を探すのに時間がかかるのです。
そして最終手段は ”手の甲” からの採血。
そしてなぜだかわからないのだけど、採血中は手を動かすと針が抜けてしまうんじゃないかという恐怖があって、とにかく手を動かさないように気を張ってしまう。
でも辛うじて見つかった腕の血管から採血するよりはスムーズに事が運ぶし、定期的に献血はしたいからしょうがない。。。
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腕からの献血だと毎回の内出血がわずらわしい
採血の最終手段は”手の甲”、でも毎回というわけではなく辛うじて見つかった腕の血管から献血することもあります。
でも針を指してみたもののあんまりスムーズに血液がチューブに流れていかず、針を刺したまま向きを変えられたり、刺しなおされることも何度かあります。
そうすると、内出血がいつもの倍の大きさであざになります。しばらくすると消えるとはいえ、おい、おい、大丈夫か?とちょっと心配になるのです。
私の場合は内出血のあざが引くのに1週間から10日、長くて2週間くらいはかかります。
これって採血するスタッフの腕前にもよるものなのか、それとも仕方のないことなのか、
今度献血に行った時に聞いてみようと思ってます。
(でもスタッフの人の気を悪くさせちゃったり、プレッシャーを与えてしまって針をうまく刺せなくなってしまう人もいるだろうか・・そうなるとさらに内出血してしまう。。。)
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アトピーで献血を断られた経験はなし
アトピー持ちの人で献血を断られるのは、飲んでいる薬の種類によることが多いようです。
私の場合は症状は軽いとはいえ一応アトピー持ちとですと伝えますが、服薬はしていないので断られた経験はなし。
服薬はしていないと言うと、それ以上のアトピーに関する質問はほとんどされません。
でもアトピー持ちの知人の話だと、服薬していても「こんな薬を飲んでいる」「こんな塗り薬を使っている」と話して献血スタッフの人に問題がないと確認・判断してもらえれば採血は可能ということでした。
アトピーよりも海外へ旅行してきたという人が断わられるというケースの方が多いみたいですね。
献血で血を抜くとアトピーの症状が和らぐ?
献血に行くとアトピーの症状がちょっとだけ和らぐという人がいるようだけど、私自身は良くなったりひどくなったりといった経験はまったくなし。
個人的な見解だけど、たぶんアトピーの症状が比較的高い人だと多少の変化があるんじゃないかと思う。
血を抜いて体が新しい血を作り出す過程で血液内のアレルギー性質が薄まるからじゃないかと思うのです。
でもそれは一時的なものでアトピー性皮膚炎の改善につながるわけじゃないんですよね。
血液を抜いて症状が和らぐなら、献血じゃなくて直接病院に行って定期的に普通に血を抜いてもらった方がいいし、医者もそれを勧めるでしょう。でもどの医者も勧めていないってことはやっぱり血を抜くことがアトピーの改善にはならないってことなんだと思います。
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アトピーの跡があるために血管が見つけにくいことで、ほとんど毎回、看護師の方たちには本当に申し訳なく思っていますが、やっぱり定期的に献血には行きたいんですよね。
でもアトピーの症状がひどいときは献血に行かないとか、跡が残らないようにするなどの努力はしなきゃなと思っています。