アトピー持ちと献血 人助けって結構難しい 善意は切なく終わる
僕はアトピー性皮膚炎の持病があるのですが献血は年に1回くらいはやってました(出来てた、の方が正しいかな?)
でも今はアトピーの症状が重くなってきたので薬を飲むようになって、一度とりあえず献血できるか献血センターに行ってみたけど、案の定断られて現在は全く献血出来ない状態。ちょっと切ない。
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アトピー保持者の僕が献血する時に思ったこと
よく街で献血の広告などでO型の血液が不足していますっていうサインを見かけることありませんか?
僕はO型なのであのサインを見ると献血したいなと思うわけです。
でもいざ献血ルームに行ってアトピーを持ってます、と伝えると露骨にとは言いませんがちょっと嫌なというか困った顔をされることがあって、毎回ちょっと切なくなるし、たまに気分を害された気持ちになります。
症状がちょっとひどい場合には露骨に迷惑そうな顔をされたこともあります。もちろんスタッフによりけりでたまたま人の気持ちを全く気に留めない人に当たっただけのことかもしれませんが、
献血という ”善意” を一つの趣旨したやり取りの場に人の気持ちを無視するようなパーソナリティの持ち主を配置するのはどうなのかなぁと疑問半分、怒り3分の1くらい(笑)
まぁすぐに忘れて日常に戻るわけですが、空振りに終わった善意にやっぱりちょっと切なくなります。
あと田舎と都市部での献血の基準も少しだけ違うような気もする。
たぶんあってはいけない事なんだろうけど、田舎での献血はアレルギーや皮膚などの症状に対して若干寛容といいますか、言い方を変えれば基準が緩いような感じ、
でも都市部で献血をした時は献血前の検査の基準にかなり敏感に反応していたような気がしました。
というのは、アトピーの症状がほぼ同じような時に田舎では献血出来たのだけど、都市部では断られたのです。IgE値の割合が高かったのかなかぁと思ったのですが、
献血スタッフの人に言われたのは ”血液を 抜いた際に万が一抜いた箇所から最近が入るとアトピーが悪化し責任を取ることができない”ということでした。
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まぁ善意が善意であっても受け取ることが出来ないというのは個人レベルであることなので仕方ないことなのかもしれません。
人助けってほんと難しいなぁと思ったのをよく覚えています。
献血をした後にアトピーの症状が良くなる?
献血で血を抜くと体感ではアトピーのアレルギー反応が少し鈍くなった感じは確かにあったと思う。
カユミが和らいで、皮膚全体が落ち着く感覚、
僕の解釈だと理屈的には体から血を抜くとアトピーの一つの原因と言われるIgE値が下がるから。
人間は最大で血液の12%くらいの血を一度に献血できるらしい。
(人の血液の量は体重の1/10~1/12くらいの量:50Kgの人だと5Lから4Lくらい、なので400mlの献血が主流なんですね)
シンプルに言うと一時的ではあるけれど、この10%前後の採血でアトピー保持者は10%カユミが治まって、炎症も和らぐってこと。
10%のカユミってどのくらい?と思うのですが、10%だけでもカユミが引くのは結構気分が違います。
でも献血はあくまで善意の気持ちでやるものだから、アトピーの一時的な緩和はおまけのようなものだと捉えるべきですね。
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アトピーとはうまく付き合ってるつもりだけど、食事や自分の体質に対してもっと十分な知識を得てコントロールしていかなきゃと思う今日この頃です。