刺青を入れてると献血できないのはどうして?6ヶ月以内だと完全にお断りされます
献血とタトゥーの関係って?
だいぶ前にどこかで読んだ記事にサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド選手は、(ポルトガル人でイタリアのユベントスで所属してる人です。2019年現在)タトゥーを一切入れないという姿勢を強調していました。
ただの好き嫌いの話かと思えば、タトゥーを入れないその理由を「献血が出来なくなるから」と話したことが話題になっていました。彼は、毎年2度献血をしているそうです。
影響力のある人ですから、彼のこの話からタトゥーが入っていると献血が出来ないという認識を持った人が結構いたようです。
日本赤十字社によると、「タトゥー(入れ墨)を入れて、6カ月以内は献血をご遠慮いただく」とのことです。
理由としては、「入れ墨を入れる際に、肝炎等のウイルスに感染している危険性がある」からだそうです。肝炎というのは感染しても潜伏期間が3ヶ月から半年あって、その間自覚症状がほとんどないのだそうです。
なので自分が肝炎になってると気づかずに献血をしてしまい、その血液を輸血した人が感染してしまう可能性があるとのこと。
最近はタトゥーを入れる際、使い捨ての針を使うよう推奨されてるようですが、それでも針を消毒殺菌して再利用するタトゥーニスト(彫り師さん)をまだまだいるそうです。その針から感染してしまうっていうんですから、ちょっと怖いちゃぁ怖いですね。
なので献血はタトゥーの大小に関係なく、6カ月以内の人は献血できませんという決まりがあるとのことでした。
タトゥーを入れて6カ月以上たっている場合は、基本的には献血ルームの医師の判断で決まるようです。献血の際の受付の後の質問事項に回答後、医師の問診で、問題がなければ献血が可能となるとのこと。当然タトゥーを入れて何年経っていても医師の判断で不可能と言われることもあるようです。