ご飯代わりに毎日ポテトチップスを食べてた頃「顔色悪いよ」の一言で克服しようと決意した話

私が高校生だった時の話です。当時私は、自宅近くのコンビニでアルバイトをしていました。
仕事柄、新発売になったスナック菓子に接する機会も多く「お客様に味を聞かれたら、ちゃんと答えられるように」との理由で、毎日違う味のポテトチップスを買い味見と称して食べていたものです。
それがいつの間にかいつもの食事を抜いてでもポテトチップスを口にするようになりました。ご飯代わりにポテトチップスを食べてたんです。
一度袋を開けてしまうと、中身を食べ尽くしてしまうまで手が止まらないし、気が済まない状況でした。当然満腹になってご飯を食べなるなる。
でもポテトチップスは一袋食べてもそれほど腹持ちが良いものじゃないので2,3時間後にまた別の袋に手を付けてしまう、という悪循環だったと思います。
スポンサーリンク
一日2袋の厚切りポテトチップスチリパウダー味
それまでポテトチップスと言えば薄く切ったポテトを揚げたものに、塩味を付けたものが一般的でしたが、「厚切りポテトにチリパウダーをまぶしたポテトチップス」が発売されました。
当時、塩味・コンソメ味くらいしかなかったポテトチップスに辛さが加わることは珍しくて、私はどっぷりとその商品にハマってしまいました。
朝、学校へ行く前にそのポテトチップスを三袋買い、一つは学校へ持っていき弁当代わり、一つは夕食代わり、残りは翌日の朝食代わりという生活が半年ほど続きました。
取り立てて体に不自由は感じていませんでしたが、ある日「顔色悪いよ」と母親に言われました。今でも鮮明に覚えています。
そう言えば、あれほど食べていたポテトチップスが、口に入れると刺激となって食べることが億劫になってきていました。
辛味が感じられない
冷静に考えるとあの時は口の中がすっかり荒れてて、魅力の一つだった辛味が美味しく感じられなくなってた思います。それに、胃の調子が毎日変だなとも感じてました。
10代で若かったのであまり気にしてなかったんでが来る日も来る日も胸やけが残っているような状態だったと思います。
スポンサーリンク
客観的に何かを言ってくれる人が必要な時もある
親は私の食生活に苦言を呈していたものの、スナック菓子好きな私の性格を知ってか、それまであまり叱られることはありませんでした。
でも育ち盛りの年頃にそんな無茶な食生活をしていたら、将来体を壊すことは目に見えています。
もし、お腹を満たすためだけにポテトチップスを食べることを続けていたら、私はおそらく何らかの病気になってと思います。
でも今思えばあの時母親に言われた一言のおかげで、意識するようになってポテトチップス暴食生活から抜け出すことができたと思ってます。
ぶつくさ言う親をめんどくさいと思う時期もありますが、やっぱり人って客観的に何かを言ってくれる人が必要だなぁとしみじみ思います。