木のまな板:抗菌のヒノキやヒバがいいみたい。メリットやお手入れ方法は?

木のまな板はお使いですか?

私は一応持っていますが、補助的に使っていて、毎回使うのは白い樹脂製品のものです。

私は料理は下手なくせに、料理番組を見るのは好きで、ナイジェラ・ローソンさんとかジェイミーオリバーさんとか、イタリア料理ならジャーダ・デ・ラウレンティスの番組とかよく観るんです。

そして、彼ら使っているのは必ずと言っていいほど木製のまな板なんですよね。

 

なので木製まな板のイメージは、料理が上手な人が使うもの。
プロの料理人が愛用しているイメージです。

でも木製のまな板って、なんか衛生面気になりませんか?

衛生面を考えると、白い樹脂製のものは汚れやシミ?!がついたらすぐにブリーチできるし、乾きも早い。

料理番組で使われてる木製のものはぶっ太くて、あんなのどうやってシンクで洗うの?ってくらい大きいし、重そうだし、洗剤は普通のを使って綺麗に汚れ落ちるの?雑菌とか残ってないの?なんていろいろギモンが頭をよぎります。。

でも、なんだか最近とても木製のまな板が気になる。

いいものだと結構いいお値段します。なので買うかどうかを決める前に、自分用のメモとして

今日は「木製のまな板」についてちょっと調べてみました。

どんな木で作られているのか?
木製のまな板のメリット何?
寿命や使いやすさは?

木のまな板の種類

木のまな板の種類で代表的なものは5種類あることがわかりました。

それぞれの名前とその特徴はこんな感じ。

  • ヒノキ(乾燥に強く水切れも良く、人気)
  • ヒバ(殺菌効果があり、腐りにくい)
  • いちょう(まな板に最適、抗菌性に優れている)
  • 桐(軽くて柔らかい、抗菌作用も優れて乾燥が早い)
  • ほおのき(そりやカビが生えやすい)

木製まな板を初めて使う人におすすめなのはヒノキヒバだそうです。
ヒノキのまな板はこんな感じ↓

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ヒバのまな板はこんな感じ↓結構なお値段です。

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そしてまな板に最適と言われているイチョウのまな板はこんな感じです。

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人気なのはお値段の手頃なヒノキだけれど、総合的にまな板に最適なのはイチョウの木ということです。ふむふむ。

木製まな板のメリット

次は木製のまな板を使うメリットについて。

あくまで樹脂製のまな板との比較すると、木製のまな板は

  • 包丁が傷みにくい、刃の当たりが良い
  • 臭いや色がつきにくい
  • 食材が滑りにくい
  • 木の香りがいい
  • 水はけがいい
  • 自然の素材なので安心
  • 再生できる

と、いろいろメリットが出てきました。正直ちょっとびっくり。
こんなにいいことばかりなのに、なんで樹脂製なんか使ってるんだろうっと思ってしましました。

木製のまな板には弾力があって、包丁の刃先を受け止めてくれるのだそうです。
なので包丁が長持ちし、しかも腕が疲れにくいのでプロの料理人には好んで使うよう。

また樹脂製のまな板と使い比べると、食材の切れ味に違いが出るとのこと。
木製は切れ味が落ちにくく、当たる音がリズミカルで気持ちが良いという意見もありました。

それから木製のまな板は表面を削れば、まるで新品のように使え再生出来ることも人気の一つのようです。ほんとに良いものなら10年の使用は当たり前、手入れをきちんとしている人の中には20年以上同じものを使っている人もいるようです。

木製のまな板の手入れはどうするの?

木製のまな板で注意する点は、肉や魚を切った後にすぐ熱湯をかけないということを知ってちょっと驚きました。

私は白い樹脂製のまな板でお肉を切った時は、すぐに雑菌を消滅させねばっと熱湯をざば~とかけます。

しかし、木製のまな板の場合はその逆で、熱湯をかけるとたんぱく質がそのまま固まってこびりついてしまうようです。

 

使用後はすぐに洗ってふき、しっかり乾燥させないといけません。
乾燥させないと、カビが生えますから。

 

手入れの仕方がわかったので、きちんと手入れして
もう一枚、木のまな板が欲しいなと思いました。

木製のまな板、
(たんぱく質がそのまま固まるので、まず水を先にかけて洗いましょう)

 

 

 

 

一枚板で厚さ3cm以上のものが良いでしょう。

手入れ方法は?食材によって使い分ける?

まず基本的なお手入れ方法は
・使う前に毎回水でぬらし拭いてから使う
(食材の臭いや水気がしみ込まないようにするため)
・よく洗ってよく乾燥
・直射日光には当てない(ひびわれやそりの原因になる)
・食器洗い洗剤を使わない(重曹がおススメ)
・肉や魚を切った後にすぐ熱湯をかけない
(たんぱく質がそのまま固まるので、まず水を先にかけて洗いましょう)
・食器乾燥機はNG,
たわしでゴシゴシするのが良いみたいです。
汚れを取ってから、熱湯を最後にかけます。
また、レモンと粗塩でまな板をこすると汚れを取ってくれるそうです。
これは手軽にできますね。

木製まな板を削り治したい時の費用は?

木製のまな板は削ることで再生できますが、費用はお願いする業者によりまちまちのよう。
東京では「杉本木工工房」さんというのがグーグルで調べると一番に出てきますが、

木製まな板の削りは1枚1.480円と以外に安いお値段でした。

すぐその場でやってもらえるわけではなく、やはり4日程はかかるようですが、
長年使っていたのが信じられないくらい「新品」になって戻ってくるそうです。

最近では素人でも使える「まな板削り」という製品が売っているようですが、失敗したくないならやっぱりプロにお願いするのがいいようです。

長持ちさせるためにも、食材別にまな板を使い分けるのが理想的。
でも家庭ではそんなに収納もできません。
2枚用意して、交替で使うようにすると
乾燥も十分できます。
それから、まな板の両面で野菜用と肉・魚用と使い分ければいいと思います。

 

まとめ

料理を作るのが好きなら、キッチンは大切な場所。
そこに使いやすいまな板があるのは楽しいし、
木製ならではのメリットもたくさんありました。
ていねいにお手入れして10年と思うと、
少々高くても一枚は使ってみる価値があるのでは?

Posted by MIC