生理不順に豆乳は効果がある?人によって異なる受容体の量に答えが!
豆乳を飲むことで、崩れたホルモンバランスが整い、生理不順が改善されるという話を女性ならい一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
生理不順になってしまう原因は、自律神経が乱れてしまい、ホルモンバランスが崩れてしまうことから起こるといわれています。
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生理不順によって、乱れたホルモンバランスを整えるためには、女性ホルモンである、エストロゲンが必要不可欠。
でも残念なことに、エストロゲンはどれだけたくさん分泌されても、単体で働くことができません。
エストロゲンを効果的に作用させるためには、受け皿となる受容体(レセプター)が、必要になってきます。
受容体が多い方の場合は、エストロゲンの力をより強く発揮させることができますが、
逆に受容体が少ない方の場合は、多くのエストロゲンが分泌されてしまうと、エストロゲンの力を衰退させようとしてしまいます。
なので、生理不順を治すためには、エストロゲンと受容体の両方が必要になってしまいます。
⇒ 豆乳と牛乳。。健康効果のあるのはどっち?女性なら知っておきたい知識
豆乳の栄養成分の中には、大豆イソフラボンというものがあり、大豆イソフラボンとエストロゲンは構造が似ているため、同じ働き方をするといわれています。
豆乳を飲むことで、大豆イソフラボンがエストロゲンの代わりに、受け皿となる受容体と結びつくことで、生理不順を改善させてくれる効果を期待できるということです。
大豆イソフラボンは、受容体の代用にはならないので、受容体がもともと低い方は身体が過剰摂取していると認知してしまい、
本来生理不順を改善させてくれる作用が逆に働きかけてしまい要注意です。
豆乳を飲んでも、生理不順が改善されない方や、生理不順を悪化させてしまった方の場合は、本来持っている受容体の力が弱いか、数が少ないのかもしれませんね。
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豆乳の効果を利用した生理前ダイエット!痩せる理由と効果的な飲み方
豆乳ダイエットとは、生理前の10日前から7日前に毎日豆乳1杯(200ml程度)飲むというとてもお手軽なダイエット方法です。
生理前は、ほとんどの女性がホルモンバランスの乱れによって、食欲が増進したり、便秘になりやすいといわれていますが、
その太りやすい時期に、豆乳を飲むことにより、新陳代謝を高めてデトックス効果を促し、体重の増加を抑えてくれます。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンを過剰摂取にすると、生理不順を悪化させてしまうこともあるので気をつけて、生理が始まったら豆乳を飲むのはやめましょう。
食前に豆乳を飲むことで一時的に満腹感を得られ、暴食を防ぐことにつながるので、食事の約30分前に飲むのが最も効果的だといわれています。
豆乳の効果は貧血にも良い?コップ一杯に含まれる鉄分量がすごい!
牛乳にはカルシウムが豊富に含まれていますが、残念なことに鉄分はほとんど入っていません。
豆乳は牛乳と比べるとカルシウムは少ないのですが、鉄分はうれしいことにコップ1杯で約2.5mg(20代女性の目標の約1/4)も含まれています。
女性は生理がある分、男性より貧血になりやすいため、鉄分が豊富な豆乳を摂ることをオススメします。
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豆乳だけを単品で摂ってもいいのですが、お肉やお魚、ビタミンCたっぷりの果物と一緒に摂ると、鉄分の吸収率がさらにアップしますよ。
豆乳には、血を作るために必要な鉄分の吸収を助ける、銅やマンガンが含まれているので、効果的に栄養補給ができます。
豆乳の中でも、1番効果があるとされるのは無調整豆乳です。
無調整豆乳は大豆を搾ったままの素材を使用しているので、エストロゲンの含有量が多いんですよ。
まとめ
古くから大豆は《畑のお肉》ともいわれていて、日本では貴重なたんぱく質源として、お味噌やお醤油のような調味料から、
お豆腐やおからなどの食品にまで重宝されてきましたが、豆乳とは、大豆を水に浸してすりつぶし、大豆の栄養分を凝縮して、牛乳のように飲みやすくしたものです。
ただ、大豆特有の青臭さあるので、飲みづらいと感じる方にはフルーツフレーバーの調整豆乳がオススメです。
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