卵は冷凍保存できますか?いたってシンプルその方法は?
卵を冷凍すれば最大で9ヶ月は持つらしいです、いろいろ意見はあるようですけど調べた中で一番長かったのは9ヶ月。
解凍は90分くらいで出来ちゃうっていうんですから、今更ですけど始めて見ようと思ってます。
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殻をちゃんと洗うとか、ジップロックとか使わなきゃいけないとか多少の注意はありますけど、田舎育ちでお店に行くのが面倒な私には朗報です。
卵は冷凍保存ができますから、一人暮らしで10個入り卵でも使い切れないことが出てきたり、安いときに大量に買って冷凍しておくといいですよ。
卵は冷凍して、1ヶ月ほどは保存できるといいます。
冷凍保存の仕方は、賞味期限内の卵を密封できる容器に入れて、冷凍庫に置くだけです。
卵を凍らせると中身が膨張して殻が飛んだりヒビが入りますから、必ず密封容器に入れて保存します。
おすすめしたいのは、冷凍保存するまえに卵の殻をキレイに洗うことです。
卵の殻にはサルモネラ菌がついていて、冷凍保存している間に繁殖することはありませんが、冷凍から戻して調理をするときにサルモネラ菌がつく恐れがあるからです。
解凍は室内か冷蔵庫内に入れておき、例えば、朝生卵を食べるときは前の晩に冷凍庫から出しておく、というようにします。
殻をむくときは水道の水を流しながら
冷凍した卵の食べ方は半熟目玉焼きにすると冷凍状態のため黄身に熱が火が通りにくいので黄身がやわらかい半熟卵目玉焼きが簡単にできます。
作り方は、熱したフライパンに油をしい卵を入れて蓋をして弱火で3~5分ほど加熱して白身が固まったらできあがりです。
また、冷凍卵なら卵丸ごとで天ぷらができます。
作り方は殻を剥いた冷凍卵に小麦粉を付けて、天ぷらのころもに入れてあげるだけで、外はカリカリ、中はとろ~っとした美味しい天ぷらができます。
また、作り方の難しいポーチドエッグも冷凍卵なら意外と簡単に作ることができます。
ポーチドエッグの作り方は、沸騰したお湯を弱火にして、剥いた冷凍卵いれて、1~2分経つと出来上がりです。
試してみてください。
私は長野県の田舎で育ちましたが、60年ぐらい前の子供のころは、自転車の乗ったおじさんが、農家を回って卵を買い集めていました。
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自転車の後ろには大きな箱が積んであり、その中にはもみ殻が入っていました。
もみ殻とはお米の一番外側の殻で、リンゴの保存ももみ殻の中に入れると長期保存ができるということで、もみ殻の中に入れていました。
もみ殻の中に入れておくと、厳しい寒さの信州の冬でも卵もリンゴも凍ることもありませんでした。
たぶん2週間に1度ぐらいだったと思いますが、それまで農家ももみ殻の中に入れて貯めていましたから、卵買いのおじさんが買いに来るまでだけでも、軽く2週間経っていました。
卵は常温でもかなり長期保存ができるもの、というか、卵は冷蔵庫に入れなくてもいいという説がありますが、その説は当たっているともいえますよね。
驚くのは卵を食べようとして割ったときに孵化の途中のひよこの頭が出てくることです。
卵買いのおじさんに渡すときは、新しい卵の方から渡しますから、自分の家で食べるものは、もっと日にちが立っているのでそういう現象が起きるのです。
以前ネットで「卵からひよこの頭が出てくるなんで都市伝説だ」と話題になったことがありますが、都市伝説ではなくほんとうの話です。
ニワトリの卵は産まれてから20日程度で孵化すると言いますから、もみ殻の中で2週間以上も保存された卵の中から雛になりかかった頭がでてくることも珍しくはなかったのです。
海外の卵の賞味期限は結構長い?!実質どれくらいもつの?
日本のスーパーで売られている卵の賞味期限はほとんどが14日(2週間)で表記されています。
ところが海外の卵の賞味期限は結構長くて、現代の日本人の感覚からすると驚きます。
賞味期限が長すぎると、食の安全から考えて心配になりますが、ブラジルの賞味限は30日(1ヶ月)となっています。
ドイツの場合は採卵から28日間を賞味期限としています。
アメリカの場合はちょっと特殊で、卵を生で食べてはいけないとされていたり、州によって賞味期限が2カとか1ケ月以上など様々です。
国によって賞味期限が様々ですが、卵は採卵から1ヶ月以上は持つものとされていて、冬場で50~60日程度、夏場で35~40日は持つようです。
日本は生で卵を食べる習慣があるので、生で食べられることを前提とした賞味期限がつけられています。
そのため、実際に卵が生で食べられる期限よりも1週間ほど余裕を持たせて早く付けられていますから、日本のスーパーの卵のほとんどの賞味期限が2週間程度になっています。
ただ、加熱して食べるなら1ヶ月は持つと考えられています。
アメリカでは生卵を食べてはいけない?!その理由は?
アメリカでは生卵を食べるのは危険という説が有力ですが、その理由は心理的や文化的抵抗があるからのようです。
生で食べるのは気持ちが悪く、また、アメリカでは過去、卵による食中毒が多く発生したこともあり、さらに生卵を食べない習慣が進んだようです。
卵を生で食べていけない国はアメリカだけでなく、 世界の多くの地域では、卵は、サルモネラ菌に汚染されている可能性からとして、生で食べるものではないとされています。
ただ、アメリカでもテラミス他ケーキを作るときは生卵を使っています。
卵は奥が深いです。
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