ヴィーガンは押し付けがましい?カッコいい?攻撃的?偏見を持たずに考えてみよう
最近は「ヴィーガン」という言葉をよく耳にすることが多くなったような気がします。
そもそも、ベジタリアンとどう違うのかさえ理解出来ていなかったので、ちょっとだけ調べてみました。
調査によると日本には2.7%(2014年時点)のヴィーガンがいるということです。
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アメリカにはその倍の6%。
ちょっとアメリカの統計には正直、え、そんなもの?と思いました。
なぜって日本ではまだ浸透していないので2.7%って数字はまぁそんなものかな、と思うのですが、人口が日本の3倍のアメリカで、しかも声高にヴィーガニズムを訴えているようなイメージが
あったので、え、なんだそんなにポピュラーじゃないんじゃん。と思ってしまいました。
「日本ベジタリアン協会」によると、ヴィーガンの人達は、植物性食品のみしか摂取しないということです。
なので、肉や魚だけではなく、卵や乳製品も一切食べないんです。
日本ではあんまり浸透してないので、少し考えただけでも、
外でご飯食べる時、お店選びが大変、飲み会とかあったらどうするの?毎日弁当?栄養は?
周りの人に宣言してたりするの?なんて、疑問が膨らんで、なんとなく、
何だか生きづらそうと思ってしまいました。
そもそも、ヴィーガン生活を送っているきっかけは人ぞれぞれですが、体系的にみると
「健康のため」
「宗教上の理由」
「環境保護のため」
など主な理由だそうです。
私の個人的な意見では、みんな価値観や主義主張が違うのは当然で、自分が良いと思ったライフスタイルをそれぞれが送っていければいいと思います。
ただ、熱狂的なヴィーガン信者からすると、肉食は健康にに悪だとか、動物殺傷に繋がるだとか、
あくまでヴィーガンの考えが正しいのだと、他は一切受け入れないという人もいるようで、
これを「うざい」と思う人もいるようです。
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ヴィーガニズムに特化したユーチューバーって結構いて、私も少なからず興味があるので、たまに見るんです。
たまに思うのは、ヴィーガニズムが一種のスピリチュアルと言いますか、思想宗教のように語られるようになっているようにも思えてしまいます。
先日、私の友達がバースデーパーティーを開いてので、誘われて行ってきました。
彼女は語学が堪能で海外にも友達がいて、その日も外国の人が何名かいました。
その中に1名、ヴィーガンの方がいたんです。
で、友達が用意した料理の中に、ハニーソースのサラダがあったんです。
パーティーを開いた私の友達はグローバルな考えの人ですから、ベジタリアンの方でも喜んでもらえるように、料理の種類にもちょっと気を配っていたことは確か。でも、
初めて知ったのは、ヴィーガンの方たちって、はちみつも食べられないんですね、
その人は、ソースのかかっていないところばかり食べていました。
(たぶん食べたくないというよりは、ヴィーガン思想に反するから、”食べられない”んですよね)
それに、横に並んでいるお肉料理を食べている人に対して、言葉には出さないものの、
よくそれを食べられるな、的な目で見ていたのが、忘れられません。いや、ほんとにそんな感じに見えたんです。
自分が正しいと思う道を進むのはカッコいいとも思えますが、あれは他の人に居心地の悪さを与えてしまってましたね。
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せっかくの好意を無にするのは、人間関係にも悪影響を与えてしまうことは否定できません。
言葉にはせずとも、態度そのものが押しつけのようにも感じました。
じゃあ、どうやっていくのが正解なのか。私なりにこんな時の対処法を考えました。
一番は、お互いに自分の考えを通す前に、相手の意見や思いを先ずは尊重する姿勢を忘れないことだと思います。
どちらが正しのかどうかを問い詰めたりすることは、結局争いの原因になります。また、相手を肯定はできなくとも、決して否定しないことです。
「そういう考えもあるとは思うけど、私はこう思っている」など、伝え方もあると思います。
何を信じて生きていくかという問題が個人の生き方の多様性として重んじられていますが、それを貫いていけるのも周りがあってからこそ
という気持ちで暮らしていけたらとつくづく思ってしまう経験でした。