就職した時点で家を出るべきだったと思う 親離れ子離れのいい節目
私は私の結婚がらみで親と相当もめました。私は理解してもらおうと説明を繰り返すのですが、両親は聞く耳を全く持ってくれませんでした。
親は私が結婚したいと選んだ相手の条件の全てが気に入らず、何一つ認める事がなく反対の一辺倒。
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親とは毎日衝突衝突の繰り返し。朝起きてから会社に行くまで二人にずっと批判批判の連続、会社から帰って眠るまでも同じことが続きました。
両親からすれば私は「言うことを聞かない子供」でいらいらしていたのでしょう。でも私は大学を卒業し会社勤めのもう大人だったのです。
相手も会社に勤めている普通の女性。多少引っ込み思案な部分はありますが私は彼女のそういう部分も好きなのです。
両親は彼女の家庭環境があまり好きではないようでした。彼女の家は農家で男の子がいない家でしかもビジネスの規模は年々小さくなってきている、日本では割と典型的な感じの自営農家。
比べて私の父親は名の知れた会社でそれなりの地位があり、海外勤務もある人です。何不自由なくむしろ私はかなり恵まれた経済環境で育ったと思います。
親にむしゃくしゃ
感謝はしているものの、結婚したい相手を批判されるのが続くと親には「むしゃくしゃ」する感情ばかりが湧き上がってくるばかり。
両親の批判にはその都度言い返すのですが、何日も続くと心底くたびれて頭がおかしくなりそうでした。お酒の量が増えたり、眠れなくて睡眠薬を飲むようになったりしたほどです。
当然ストレスで会社でのパフォーマンスも落ち、思うように業務がこなせず私は本当におかしくなりかけていました。
自分が好きだと思う人と結婚するのに、なんでわけの分からない反対をされるのか理解できませんでした。私は追い込まれた状態で怒り、反論を繰り返しました。
自分の親なら分かってくれるに違いないと思っていたのです。
私は怒りを表して問題を解決しようと思っていましたが、考えが甘かったです。根本的にいくら家族でも相手の考えを変えるのは難しい、というか不可能なことです。
私は自分の結婚について親に理解して欲しかったのですが、話し合いは不可能でした。
3ヶ月も経とうかという時に私は親とは距離をとることに決めました。
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就職した時点で家を出るべきだった
私は働いて稼ぎ自立できるようになった時点ですぐに親と距離をとるべきだったと思っています。
私と両親が結婚のことで衝突してしまったのはお互いが「親離れ」「子離れ」出来てなかったからだと思うのです。
就職をした時点で家を出ていればいい節目で「親離れ」「子離れ」が出来てたかもしれません。
今考えると私は両親から私個人の尊厳というのを手に入れたかったのだと思います。反対や避難されることでさらにその欲求が強まっていったのかもと思う時もあります。
でも一方では僕の結婚したい相手にケチをつける両親の人としての器量の無さに失望感を持ってしまったんだと思う時もあります。
怒りで心身共にやられる
結局私は怒ることで問題解決の時間を浪費し、健康状態が悪化しました。今も通院して治療をしているのです。
私は自分の好きな人と結婚して、結婚に関しては自分の尊厳は手に入ったものの両親とのいざこざで親に対しては後味の悪い気持ちは残りました。。
今さらとは思ってもあの経験を思い出す度に本当に問題を解決したいならもっと良い方法があったはずだと悔やんでます。