欠けた茶碗や食器を使うことに対して縁起が悪いと言われている理由は?

割れたお皿の画像

根拠となる話はいくつかありますが、縁起が悪いと言われている理由には

茶碗や食器が冠婚葬祭などの引き出物やに用られることからという説があります。

4つのどの催し物も人生の節目に行われる行事で、引き出物という形でもらうと

食器にその行事や当事者の記憶が食器を通して蘇ってきたりするものです。

また茶碗や食器は人が毎日使うもので、食べることが生命に関わることから

スピリチュアルな事に重きを置く仏教や神道では自然と「魂が宿っている物」として扱われる存在になったとの見解もあるようです。

今では大量生産で安く手に入る茶碗や食器ですが、昔は職人さんが使う人それぞれの個性を考えて、丁寧に魂を込めて作っていたといいます。

なのでその食器が欠けたり割れたりすると、昔から何かしらの暗示があると伝えられていたわけです。

「魂」という言葉に特別な思い入れをする日本ならではの考えかもしれませんね。

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実際お皿やお気に入りのカップはもちろんのこと、どんな食器でも割れたりすると、

少なからず気持ちが沈んだり必要なしに”何か悪いことが起こる前触れだったりして”などと考えを広めてします人もいます。

縁起の意味って?

縁起とは「生起する」、縁が生まれ起こるという意味があり、縁起が悪いと言う時には「結果が良くならないであろう」という見解を持つというこです。

しかし縁起の悪さは実は言葉の意味から担がれることが多く、

「欠けた」や「割れた」「落ちた」などがそれに当たります。

なので直接茶碗や食器に縁起の悪さというものが付随しているわけではないのです。

言霊という考え方がありますね。

言葉を霊力を持っていて使う言葉の一つ一つが何かしらの影響を与えるというものです。

霊力かどうかは現実主義の立場からするとわかりませんが、

これはそうかもと思わざるを得ません。言葉は剣よりも強し、と言いますしね。

(今は剣よりもガン拳銃ですかね)

割れたり欠けたりした食器は使ってはいけないというわけではありませんが、

単純に手元や口元を切ったりする可能性もありますし、切り傷から何かに感染して大きな事にもなりかねません。

あまり思考を巡らせずに、思い切って処分してしまった方がいいと思います。

欠けた割れた茶碗や食器の捨て方に理想的な方法は?

欠けた茶碗や食器は捨てるのが理想ですが思い入れがあったり、愛着があるものに関しては、供養して捨てる人もいると聞きます。

日本の寺や神社などには食器を供養する所もあります。というかお願いすればほとんどの神社でやってくれるようです。

そこで供養する事で良い年を迎えられると言われているので、年明けまでは食器棚に保管しておいて、お焚き火をやっている神社や寺などにまとめてお願い探してみるのもいいでしょう。

処分の仕方という観点からすれば欠けた茶碗や割れた食器を再利用する方法もあります。

それは、食器として使うのではなく、園芸用品として使う事です。

外で使うことによって、家の中に邪気のような物が残るわけではないですし、

再利用することが悪いというわけでもありません。

食器というのはほとんどが土から生まれたものですから、欠けた部分をカバーするように使えばいいのです。

また縁担ぎとして欠けた茶碗や割れた食器を玄関先で完全に落とし割る、

という慣習の言い伝えもあります。粉々に割ってしまうことで邪気を払ってくれるということです。

一度聞いた話ではこれは別れた人の物や気にいらない人と別れるのに使われた手法とされています(笑) 

塩撒きのような感じでしょうか。今でも行っている地域や人はいるようですよ。

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欠けた茶碗や食器を生き返させる技術「金継ぎ」とは

欠けた茶碗や食器、処分する方法や違う用途で再利用のアイディアもありますが、

蘇らせるという選択肢もあります。それが「金継ぎ」または金繕いという技術。

金継ぎというのは「金繕い」とも呼ばれ、木の樹液のひとつである「漆(うるし)」を使い、壊れた器を修理する技法です。

金継ぎを業者に頼む場合の相場はだいたい3000円から2万円程度。

値段は割れか欠けかによって異なる他、ひびや欠け、割れの部分のサイズ(20mmから30mm単位)によって異なります。

金継ぎに掛かる期間は平均で約3カ月前後と言われています。

これは金継ぎをしてくれる方が少ないという理由の他に、金継ぎの漆が乾くのに時間が掛かるからだとだそう。

金継ぎは金継ぎ師と呼ばれる職人さんや、漆器職人が手掛けます。

しかし時代は代わり最近では金継ぎキットなんて物があり、個人でやろうと思えば出来るようになりました。

金継ぎキットはネットはもちろんですが、小売店だと東急ハンズやホームセンターで買うことができます。

金継ぎした食器は電子レンジや食器洗い器には使えない

金継ぎできる素材には、お皿や急須、ポットなどの陶磁器や漆器が挙げられます。

気をつけなければいけないのは、

金継ぎした食器はレンジや食洗機、オーブン、直火などで使うことができません。

その理由は、熱が加わると金から放電して火花が出るため。金継ぎなのでもちろん金属の金が使われているのです。

また、コップなどのガラス製品はは漆(うるし)と相性が悪く、漆が取れやすいという理由で金継ぎに向いていないので業者によっては対応してくれないようです。

欠けた食器は運気を下げる、欠けた食器は縁起が悪いなどと言われていますが、

個人的にはせっかく大切にして来た食器でしたら、

「捨てずに修復して使い続ける」のもいいことだと思っています。

金継ぎという技術で「一つの物を大切に、長く、安心して使う」これはこれで

私達の生活の質を高めてくれるのではないでしょうか。

この金継ぎは日本独自の技術だと言われています。

出来るだけ多くの人が利用して「金継ぎ」の技術が衰退しないことを願います。

Posted by MIC