門松は再利用できるって?知ってるようで知らない門松の縁起の話!
門松をお正月に飾る理由を知っていますか?
風習とか慣習とか、縁起がいいって言われてるから、という認識はあるけど、ほんとは詳しい理由は知らない、という人も中にはいるのではないでしょうか。
なぜ門松を飾ると縁起が良いのかというと、シンプルに松が常緑樹だからっというのが一番の理由のようです。
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寒い冬でも葉が落ちない常緑樹の松には、神が宿ると言われています。
震災ばっかりの日本ではとにかくいい神様に家に来てもらいたいと、あれよこれよと手をつくして家に寄ってよ~と、招き寄せているんですね。
なので神が降りてくるときの目印になるように、一年の始めに門松を家の前に飾る、というわけです。
目印でもあり降りてこられる場所の門松などは本来毎年新しいものを飾るべきだと言われています。
ですが実際には多くの人が毎年門松などのお正月飾りを再利用しているんです。今の時代、さまざまな風習があったり、個人の考え方があるため再利用しています。
再利用をしている人の中では、門松にアレンジをしている人も多いとか。
アレンジをしている人は、門松をお正月飾りとして置いているとうよりも、インテリアの1つとして考えている人が多いのかもしれませんね。
それに最近は造花の門松が多いです。
生の門松だと水分が必要になってくるので、年間を通しての保管は難しいと言われています。
そのため造花の門松を購入して再利用している人が多いのかもしれません。
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方向にこだわれ!門松を玄関の中に飾る場合の注意点
門松は玄関先に飾るお正月飾りです。
お正月になると大きな門松を飾ってある一軒家を見かけたりするのではないでしょうか。ですが最近はマンションやアパートなどで、玄関先に門松を置くスペースが無いという住宅事情がでてきます。
マンション全体としてエントランスの入り口に門松が置かれる場合もありますし、自治会から門松が印刷された短冊が配布される場合もあります。
ですが、どうしても自分の家の中で飾りたいという人には、略式化されたミニサイズの門松やアレンジメントの松飾りがオススメです。
玄関の中に飾る場合でも注意点があります。
門松には「雄松(おまつ)」と「雌松(めまつ)」という違いがあるんです。
そして雄松と雌松の飾り方も決まっています。
向かって左側に雄松、右側に雌松を飾ります。
いくらミニサイズの門松だからといって、雑に門松を置いてはいけません。しっかりと門松の置き方があります。
玄関の中に飾る場合だからこそ、門松の置き方を理解して、年神様をお迎えしましょう。
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みんなが困ってる門松の処分!いつまで行えばいいのか答えます!
お正月になると、なにかしらお正月の飾りを飾りを少なからずする人は多いと思います。ミニチュアの鏡餅とかしめ縄とか。でも玄関に門松が飾ってあるとやっぱりいい新年を迎えられるものです。
ですが門松はどのように処分をしたらいいのか、そしていつまで飾っておいていいのか悩んでしまいます。まず門松の処分方法ですが、一般的には神社に持って行き『どんど焼き』で処分してもらいます。
『どんど焼き』とは神社やお寺での火祭のことで、正月飾りや書き初めを焼くことを言います。
なので門松を処分は神社に持って行き、『どんど焼き』で処分をお願いしましょう。
また『どんど焼き』を行っていなくても、ほとんどの神社ではお清めをしたあとに焚き上げてくれます。『どんど焼き』は一般的に1月15日に多く行われます。
そしてお正月飾りは1月7日に外します。
なので『どんど焼き』までは門松を保管しておく必要があります。その方法は紙などに包み清浄な場所に保管しておきましょう。
ですが近くの神社で処分をしてくれなかったり、神社に行くことができないという場合は自分で処理をすることになります。
門松は一般のゴミとして処分しても問題はありませんが、地域によっては大型ゴミに分類されることがあるので確認をしておきましょう。
しかし、一般ゴミとして門松を捨てるというのには少し抵抗があると思いますよね。その場合は細かくして、塩で清め、丁寧に新聞紙に包んでゴミに出します。
そうすることで門松を自分で抵抗なく処分することができます。
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