中国が市民を格付け!スコアは100点から 電車にさえ乗せてもらえない16歳がいた

市民を格付け、いいのか悪いのか、どうにも評価しにくいシステムですね。
顔を認識するシステムは20数年前からすでにどこかしらで使用されていましたが、中国はこれを市民の格付けの為に使い始めました。

なんと画期的!(笑
でもなんか気分が悪くなる(笑
スコアは100点から
今は省や自治体によってスコアの付け方は異なるようですが、基本は「100点」。
減点・加点方式を取り、なんと「ジェイウォーク」(道路を横断歩道のない所で横切る行為)で減点されるのです。

でも、献血するとスコアアップするらしい。^^献血で6ポイント獲得!など
中国は2020年までに全国で法律として統一したいとのこと。もちろんそうなると思いますよ。
ちなみに減点される要因は
・予約したレストランに現れなかった
・嘘の商品レビューを載せた
など、こんなことで?と思うものもあります。
加点される要因は
・献血
・ボランティア活動500時間 など。
今のところ蘇州市(そしゅうし)にいる市民の134ポイントというのが最高らしいです。
本人がそのことを知ってるかどうかは不明ですが。もし知っていたらとても誇りに思っているでしょう。
スコアが増えれば、優良市民として胸を張れ、いろいろな手続がスムーズに行えるそうです。
ですが減点されるとできなくなることが結構多い。まず
・新幹線に乗れない(すでに700万人が乗れなくなっている)
・飛行機に乗れない
・市立の学校に入れない
・減点家が買えない
・4,5スターホテルに止まれない
などなど。面白いですね。
スポンサーリンク
フェイス認識サングラスがかっこいい
すでに主要な空港や新幹線の駅では、警察が専用のサングラスをかけ人々のスコアチェックをしています。
警察がその場でポイントを減点したり加点したりすることは今のところないようだけど、搭乗拒否や乗車拒否の判断材料にしている。
ブラックリストに入っていると、航空券を予約すら出来ないようですよ。
個人のスコアがこんな風に見えるらしいです。

電話をかけると忠告してくれる
「あなたが電話をしている相手は不正直な人です」
これはある機関では10年以上前から行われているようですが、ブラックリストに載っている人の固定電話や携帯電話に電話をかけるとこんな風に忠告をしてくれるらしい。
電話を掛けるたんびにこれを聞かなきゃいけないとなると、もう掛けたくなくなりますね。
スポンサーリンク
システムは完璧でない
でもやっぱりシステムは完璧ではなくて、間違った情報が登録される場合あるとのこと。
こんなことがありました。
ある日16歳の女性が電車に乗ろうとしたところ、乗車拒否されました。
彼女は16歳ですが、すでにブラックリストに名前が載っていたのです。
理由は彼女のお父さんが車の事故を起こしてしまい、その事故が殺人事件として家族のデータに残っていたから。
交通事故と殺人事件は厳密には違うものですよね。
(この事故で彼女の父親も亡くなってしまったとこのこと。)
この記録の為に娘さんは電車に乗ることを拒否され、さらには大学に行くことも制限されていたようです。
ちょっとおかしな話ですよ、お父さんの起こした車の事故はお父さんの責任なのに、娘さんがこんな制裁を受けなきゃいけないなんて。
彼女のお母さんは地元の裁判に持ち込み抗議。2年掛けてようやく娘さんの名前をブラックリストから外してもらったそうです。
どんなに小さい自治体政府でも、記録を変えるのは大変なことです。中国では特に大変そうな気がします。
スポンサーリンク
賛否両論
この政策を「保護されている」ととるか「コントロールされている」と取るかは人によって意見が分かれるでしょう。
やっぱり信用できない人とは出来れば関わりたくないものです。
でも知らないうちに減点されて、仕事に就けないなどの影響が出てしまってはたまったもんじゃないですよね。
ほとんどの人は自分がブラックリストに入ってることさえ知らないのですから、「はぁ?」って感じになるはずです。
これが政治思想の為に使われるのだけは見たくないですが、こういう時代に突入したということですね。
私達はただただ受け入れるしかないのでしょうか。
<こんな記事も読まれています>
⇒野村周平と中国語の関係 神戸中華同文学校とは?
⇒天海祐希が結婚しない理由「一生独身宣言」が逆に魅力的
⇒オードリー春日の体脂肪率は11.2% 35歳からの筋トレ&食事メニュー
⇒有村藍里100万円の治療費、ガミースマイルは変わったか?
⇒ペコの実家は大富豪りゅうちぇる逆玉の輿!結婚 仕送りは月40万
⇒BG安部進之助185cmの実力派俳優 今この人が熱い
スポンサーリンク