稲川素子外人タレ事務所大手の社長ステージ４の大腸がんを克服？

最近になって初めて、稲川素子さんという方のことを知りました。

私は長らく日本を離れていたので知らなかったのですが、日本にいる外国人タレントさんの多くが稲川さんの芸能プロダクションに所属しているそうです。

名前を言われるとわからないのですが、顔をみると、あ～どこかで見たことあるかも～というタレントさん達です。外国人の方だけじゃなくて、両親は外国の出身だけど、日本で生まれた人とかもいるようです。

その数５０００名を超すというからすごい。

ジャニーズ事務所にはJr.を含めても４００人くらいだと、どこかのウェブサイトで見ました。

まぁ５０００人と言ってもその中でアクティブに活躍しているのは限られているとは思いますが、それでも５０００人の登録者がいると分かれば、外国人のキャストを探している時真っ先に稲川さんへみなさん問い合わせるでしょうね。

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稲川さんは１９３４年のお生まれですので、２０１８年時点で８４歳になられます。

芸能プロダクションを始めるまでは専業主婦だったようで、家庭と一人娘の佳奈子さんの成長と教育に生きがいを持っていたそうです。

５１歳で芸能事務所を始めますが、ビジネスが起動に乗り落ち着いてきた頃に仕事は社員にほとんど任せ、ご自身は慶応大学へ入学。

１９歳の頃病気が理由で卒業できなかったことを、諦めきれずにいたのでしょう。受験して再入学したとのこと。文学部でドイツ文学を専門に学んび、４年半かけて卒業したそうです。

時間とお金に余裕が持てたということでしょうが、やはりかなりのエネルギーだったのではないかと思います。

仕事でトラブルがあってご自身が対応しなければいけない時もあり、７０歳を超えて徹夜で勉強をしたこともあったようです。あの年齢で徹夜できるか私には自身がありません。。＾＾

その後は東大の大学院まで行っちゃうのですから、相当勉強を楽しでいらしゃったのじゃないかと思います。東大の大学院には３回挑戦して、やっと受け入れてもらったとか。

大学院に行って修士を終わってその後に博士号まで修了したそうです。

稲川さん７０歳を過ぎてから博士号を取得したしたことも、十分に人々をインスパイアするものですが、それに加えて末期ステージのがんを克服としたというのですからまたすごいです。

がんのステージは０～４で分類されています。
そしてステージ４というのはがんが他の臓器へと転移している状態です。

このステージ４の末期から回復したというと、ちょっと信じ難いのですが、稲川さんはサイバーナイフという最先端の技術で細胞をピンポイントで放射線照射してがん細胞を治療。

一度は肺がんを再発してしまいますが、こちらも同じ治療法で細胞を撃退し、今は完治に向けて養生しているとのことです。（５年間がんの再発がなければ、完治ということです）

とてもニッチな表現ですが、なんと幸運な方でしょう。

テレビで見るたびに、あの髪の毛はカツラっぽいと思っていたのですが、３度の放射線治療を受けたために髪は抜け落ちてしまったのでしょう。

がんに打ち勝った勝利の証ですね。

がん治療に使用された「サイバーナイフ」というマシーンは一台６億円ということ。保険は適用される場合とされない場合があるそうですが、まだまだこの機械自体を導入している病院や施設は限られているようです。

稲川さんはがん治療を行っている時でも、とてもポジティブで、

もし仮に治療が上手くいかなくても、先にお亡くなりになってしまった旦那さんに会えると思えば楽しみ、楽しみがあるから生きているのも楽しい、というようなことをコメントしていました。

「精一杯」やることが稲川さんのモットーということですから、昨日に未練を残さない生き方が稲川さんをハッピーにしているのでしょう。

稲川さん、実際いつも謙虚でとてもいい笑顔をしていますよね。

稲川さんの事務所関連では給与未払いなどの問題も何度かあったようですが、大体は解決されているとのことでした。

稲川さんの事務所ホームページにはたくさんの外国人バックグランドのキッズタレントさんが所属しています。会社はこれからもどんどん大きくなって行きです。

Posted by MIC

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