レイチェル クーさんレシピ本の為に2席だけのレストランをオープンしたいきさつは?

レイチェルさんのオープンした2席だけのレストランは、ソーシャルメディアで噂が広がり海外からも予約が入るようになりました。
しかし、2席のレストランは実はあくまでレシピ本の料理を試してもらうためでした。
そのいきさつは何だったのでしょうか。
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3ヶ月のパティシエコース
レイチェルさんはパリにある料理学校Le Cordon Bleu(ル・コルドン・ブルー)というスクールでまずパティシエコースを3ヶ月受講します。
これだけ有名なので、3ヶ月受講の後に本コースの1年とか2年とかのコースに通ったのかと思ったらプロフィールにある通り3ヶ月だけの受講だったようです。
ちょっとびっくりですよね。
自分を売る、スキルを売る能力があれば、基本、基本だけ学べば開花するものなのかもしれませんね。
2年専門学校に行ったとしてもテレビに出るような売れっ子のシェフになることなんてできない人もいますし。
でもまぁ作るだけで幸せという人ももちろんいますね。
レイチェルさんがセレブリティーシェフになったのはやっぱり以前働いていた広報の仕事が一役買ってるのではないのかなぁとなんとなく思いました。
それはさておき、前の記事で触れましたが彼女はロンドンからパリに来た時600パウンドしか現金を持ってなかったそうです。
3ヶ月のパティシエのコースを受講している間はベビーシッターの仕事とフランスの老舗百貨店・プランタンというお店で香水を売るバイトをしながら生計を立てていたよう。
あ、でもベビーシッターの仕事はたぶん住み込みだったと思うので家賃は掛からなかったのかもしれません。
ベビーシッターはフランス語ではオーペアといいますね。大抵は家族と一緒に生活する留学制度です。
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そして、レイチェルさんはパティシエコースが終わった後にパリの本屋兼カフェで働き始めます。
カフェの名前はLe cocotte。
cocotteは小さな料理という意味。日本では食器のタイプの名称でもありますね。
そのカフェでレイチェルさんはペイストリーシェフとして働きながら焼き菓子のワークショップを開いていたようです。
(はじめて知ったのですが、パティシエとペイストリーシェフは同じ意味なんですね。前者がフランス語、後者が英語でした。笑)
ワークショップとは体験講座のことですね。
レイチェルさんはどうやらとても好奇心旺盛でプラス行動派のようです。
仕事をしながらもいろいろな食のイベントに積極的に参加していて、その内にアメリカ人のレシピ本作家のマークグロスマンという方の目に留まったのです。
その彼のレシピ本にオリジナルのレシピを載せてもらったところから、レイチェルさんの洋菓子職人としての道がどーんと大きく広がっていきました。
パティシエコースを修了してから4年後の2010年にレイチェルさんは2冊のレシピ本を発売します。すごいですね。たった4年でですよ。
ちなみにきっかけとなったマーク・グロスマンという方、アメリカの方ですがフランス語で書かれたレシピ本を多数出されてます。
彼が仲介となってレイチェルさんは出版社の編集長と会う機会を得られたようです。
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イギリスの出版社と契約、BBCの番組出演も獲得
2冊の本を出した後はイギリスの出版社とも契約を獲得し、
前書きが長くなりましたが、ここでレイチェルさんはパリの自分のフラットを利用した2席だけのレストランを、彼女のレシピを提供して試してもらうためにオープンするのです。
理由はフィードバックと、作ったものを捨てるのがもったいないから。
そしてソーシャルメディアを駆使して広告を打ち出します、瞬く間に彼女のレストランは新しいコンセプトとして関心が高まりファンが集まるのです。
そこからはイギリスのテレビBBCとのTV契約が決まり、オーストラリアのメディアにも取り上げられ、トントントーンとセレブリティーシェフとしてその地位を確立していくのです。
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