出来ない新人にイライラしてたら私が周りから白い目で見られた話
ついに我慢の限界にきて仕事の出来ない新人にイライラして怒ったら、
周りから温度のひくーい視線が飛んできました。
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私の会社は金融機関なので、厳密には1円たりとも間違えてはいけない世界です。
職場には、先輩・後輩がいて、ちょうど中間あたりにいた私は4月に入って新人を教えることになったのです。
もちろん、今までも、何人か指導していますので、
特に気後れすることもなく、指導したのですが、
あまりに、かけ離れた行動をする新人で、
日々、手を焼くことになったのです。
厳しく教えない私が怒られる。。。
今まで、お局様とよばれる、女性の先輩から、怒られてきたので、
新人には、優しく接するをモットーにしてきた私の想像を超えていました。
だけど、何度もミスをするその子を見て、お局様からもっと厳しく教えない私が悪いと怒られる始末です。
何度教えても同じ間違いをする。
教えている間に、自分がしたいと思ったことをはじめる。
仕事を順序通りしない。
お客を怒らせる。
その都度、丁寧に教えていましたが、
だんだん教えることが苦になってしまった私は、
ついに怒ってしまいました。
もう、ちゃんとしてっていってるでしょ!なんで自分勝手なことばかりするの?
一度怒鳴ってしまうと、新人もビビってしまって、
悪循環がはじまります。
さらに、私の怒りもおさまりません。
丁寧に教えるどころではなくなってしまって気付けば周りからみれば、いつも怒ってる女になってしまっていました。
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怒ると自分が恥ずかしい。
幸い上司や同僚は同情して理解してくれましが、
他の男性職員からすれば、もっと優しく教えてあげればいいのにという目で見られていました。
状況を知らない人からすれば、私は気性の荒い女社員。
悔しさ反面恥ずかしさもありました。
一度ついた印象ってなかなか抜けないような気がするんです。。。
まぁ今更どうこう言ってもしても仕方ないんですけどね。
開き直ってますが、やっぱり二度と人前で感情を荒わにして怒鳴ることはしないと決心しています。
結局後悔するのは自分なんですから。
今思えば、新人の子は理解するのに、時間のかかる子だったのだと思います。
人が2・3回で覚えるところを覚えることができず、もしかしたら彼女自身も辛かったのしれません。
でもお金と時間との戦いの世界でそれは欠点で、もっとゆっくりリラックスした仕事場を彼女も選ぶべきですし、人事部もその人の特質を見抜いてほしいと願うばかり。
結局彼女はもっとゆっくりできる部署に交代になってしまい、
新しい新人が入ってくることになりました。
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やっぱり本人に向いてる仕事はあるものだと思う
二度と同じように、怒らないと決心していたのでそれからは、仕事場で新人さんを怒ることはなく過ごすことが出来てます。
今でも、怒ったことを覚えているのは、
もっと、うまく指導してあげることができなかったのか
と後悔があるからです。
それから、怒ってしまったことに対する、
周りの目、恥ずかしさというものも、後悔の原因かもしれません。
他人との、波長が合う合わないというのもあるかもしれません。
自分の思い通りにならない場合、人は怒ってしまうのだと思います。
それでも、怒らなければいけない場面というのは、出てくると思います。
そんな時、いかに感情に任せて怒るのではなく
適切な指導ができるか。
どうすれば、うまくいく道があるのか
を考えて自分の心の幅を広げていかないといけないということを学びました。