砂糖断ち一度に完全に断つよりは意識して減らしてく方がいい
僕が砂糖を断とうとしたのは単純に太り過ぎてたことがきっかけです。甘い物の食べ過ぎが原因だってわかってたんですけど、欲望のままに甘い物を食べ続け一年で15キロ近く太ってました。
甘い物、砂糖をやめるぞと決心したのですが、過去にいきなり100から0にしてストレスから3~4日目でどか食いしてしまった経験があるので今回はまずは「断つ」より「軽減」から始めました。
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まずは ”習慣” を壊すことから
最初はとにかく菓子パンやお菓子、ソフトドリンクをやめて小腹が空いたらアーモンドを一握り食べたり、どうしても甘い物が欲しくなった時には、コーヒーやティーにティースプーン2杯の砂糖を入れたりして凌ぎました。
砂糖を摂ってはいるのですが、まずはとにかく甘い物を食べる ”習慣” を打破することが僕には必要なように感じたんです。仕事帰りのコンビニのバームクーヘンとかピーナッツチョコとか、気づけばもう自然に、習慣的にふらっとコンビニに立ち寄って手にとってたんですよね。
でも最初はめっちゃきつかったです、最初の一週間は特にイライラしたりずっと甘い物のことばかり考えてました。昼や夜をちゃんと食べても何か物足りない気分だし、買い物に行くと甘い物を買おうか辞めようかで30分くらいお店をウロウロウロウロして無駄な時間を過ごしたり。
こんなストレスが和らいできたのはやがて3週間が経つ頃くらいから。1ヶ月経った頃にはもうお菓子を買おうという習慣はなくなってたと思います。
でも最初に述べたように最初から完全に砂糖を断ったわけじゃなくて、コーヒーやティーには砂糖を入れてましたし、たまにトーストにハチミツをぬって食べたり、ココアやたまにはコーラも飲んでいました。
でもとにかく”甘い物を食べる”習慣だけは崩さなきゃと思ってたんです。結果的に甘い物を食べるクセは改善できたと思います。
完全に砂糖を断ったわけではないので、体重の変化と言えば2ヶ月で3キロ程落ちた程度ですが、今はソフトドリンクも飲んでいませんし(缶コーヒーはたまに飲みます)このまま続けて糖分を控えれば徐々に減っていくだろうと期待してます。
たぶん他の人から見れば、甘い物を徐々に減らしていくなんて甘いやり方だと言われるかもしれませんが、過去の経験から僕にはストレスを抱えないことも重要なことだと思い、一度にではなく意識して少しずつ甘い物を減らしていく方が性に合ってると思うのです。
あと12キロ。一ヶ月2キロの計算で6ヶ月で達成するのが今の所の目標です。
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便秘がなくなった
疲れている時には甘い物、と小さいころから当たり前のように考えていたのですが、その疲労回復のために甘いもの(砂糖を含むもの)を積極的に食べていたらどうにも具合が悪い、お腹が張る、ということに気づきました。
調べてみたら、精製糖である白砂糖は、摂りすぎることで、その消化のために、本来”疲労回復”に使うべきビタミンB群などが余計に消費されて、余計に疲弊した状況を作り出してしまうのだそうです。
もっとも顕著に出てくる症状がずるずる続く倦怠感と便秘!
これが腸の動きが鈍くなって、栄養の摂取がどんどん滞って、さらに疲れがたまり、砂糖をより一層「食べたい!」と考えてしまう悪循環だったということに気づいて納得してしまいました。
まさに自分が陥っていたのがその状態だと理解したので、即座に”甘いもの断ち”を心がけ、以前やっていた低インシュリンダイエットの知識から、低GIの食品に切り替えて砂糖の摂取を抑えるよう心掛けました。
腸を休めるために、と消化の良いものを食べ、飲み物は常温よりも温かいものを積極的に飲むようにしました。
どうしても甘いものを食べたい、と思ったらナッツ類やサツマイモを使った料理など、精製糖ではなく、ナチュラルに味わえる甘いものを意識して食べました。
一つ思ったのは白砂糖って、それ自体その成分が悪いわけではないということ。摂りすぎることがダメなんですよね。
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砂糖の摂りすぎが老化とむくみの原因なのか
僕は白砂糖だけが老化を促進するとは思いません。ただ、限度はあると思います。昔から砂糖は料理に使われていて、肉じゃがや甘露煮など祖父母の年齢(80歳くらい)にも親しまれてきました。
祖父母は肌も綺麗ですし、とても元気です。もちろん甘いものも大好きです。なので一概に砂糖や白砂糖だけが老化の原因とは言えないと思います。
でも昔に比べて食が豊かになったこと、料理やファストフード、お菓子に含まれる砂糖年々増えていること、結果的に昔よりも肥満の人の人口が増えたことで”糖分”は”体に良くない物”として認識されてるだけのような気がします。
でも糖分を摂りすぎるとエネルギーが有り余って十分に眠れないのこともあるので、自然と睡眠不足になって結果、老化を促進してるとは言えるかもしれませんね。
それから砂糖についていろいろ調べていく内に”むくみ”が砂糖の摂りすぎのせいというのを目にしました。確かに砂糖(甘い物)には体を冷やす効果があるようです。
特に女性は筋肉量が少ないため糖質を取った後は体温の低下によって代謝が下がることでむくみを引き起こすのだそう。
思い返せば、僕は甘い物を制限なく食べてた頃、特に寝る前や仕事帰りの電車の中などで’”冷え”を感じることが多かったように感じます。
寝る前に甘い物を食べてしまった次の日の朝は決まってむくみを感じてました。顔がパンパンになってることも何度かありましたね。
今思えばほんと、知識なしによくもまぁあんなに甘い物を食べてたもんだなぁと思います。糖分について知れば知るほど自分がどれだけ体をいじめていたのかを実感させられます。
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砂糖を減らしたら顔色がちょっとよくなったと思う。
砂糖を減らしてしばらく経ってから思ったことは、前よりも顔色がよくなったような気がするなぁということです。僕は男なので肌のくすみやシミうんぬんなどほとんど気にしてなかったのですが、変化は確かに目に見えて現れてきました。
調べてみると巷で言う肌のくすみやシミというのは紫外線のせいでもありますが、実は砂糖の摂りすぎもその原因になるというのです。
これを”糖化”というらしく、コラーゲン(元はドイツ語で皮膚のタンパク質のことらしいです)や角質のケラチンが”糖化”することによって黄色や茶色に変色してしまうんだそう。
白砂糖を火にかけると茶色になりますね、あれと同じ原理だそうです。
これを考えると砂糖を控えることで、くすみがよくなって、シミが薄くなるのはごく当然のことと言えるわけです。
とりあえず顔色がよくなったことを素直に喜んで、砂糖についてもっと学んで上手に付き合っていきたいと思ってます。
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