大学の評判は”とりあえず大学に行く”学生の多さで落ちていく メリットはあるけれど。。
基本的に「とりあえず大学に行く」という事に価値があるとは思えません。
むしろ大学生の価値を下げる要因となるため、大学にマイナスイメージをもたらすもので、社会全体にダメージをもたらすことでもあります。このような行為は長期的な目で見ると国全体に対する”社会悪”なのです。。
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もちろん「とりあえず大学に行く」にメリットはあります。
今の時代、高卒短大卒より大卒の方の採用が多い時代。高卒よりも大学に行って卒業した方が仕事に結びつくケースが多いのが現状です。
私が在籍していた大学のオープンキャンパスでスタッフをしていた時に、ある受験生の方から「どうして大学にみんな行くんですか?」と尋ねられたことがあります。
言葉に一瞬詰まりましたが、
「高卒より大卒の方の求人が多い」
「就活の際に高卒だと、一人一社しか応募できないけど、大卒だと応募の際の縛りがない。つまりは自分の行きたい会社へすべて応募することができる」
ということは伝えました。
要は大卒の人は仕事探しの点で有利だということです。
それでもなお、「とりあえず大学に行く」という事に本人・大学側どちらにもメリットを見出すのが難しいというのが私の意見です。
大学にとりあえず行くことにより、勉学が疎かになり、学士に見合った知識が得られないどころか、大学へ遊びに行くという習慣・感覚が身についてしまいます。
このような感覚に陥ると、大学の評判が悪くなるくらいの行為に至ってしまいます。特に授業中の光景は目や耳を覆いたくなるくらいです。
私が大学時代に受けていた授業中、おしゃべりが多く、先生の話なんて全く聞いてない学生、授業中に食事を平気でしている学生が結構いました。
そんな光景がSNSで広まったらどうなるでしょうか。その大学の学生にマイナスイメージがついて大迷惑です。あなたが学生だったら就活にも大きく影響を与えます。
わたしからは「とりあえず大学へ行く」ということは、他の学生や先生、大学の関係者に迷惑がかかるのでやめてほしいと声を大にして言いたいです。
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それでも ”とりあえず” で行くなら経営学部がいいかもしれない
しかしそれでも両親や先生に大学を勧められる、大学は行ったほうがいいと言われて迷っている人はたくさんいると思います。
そこであえて「とりあえず大学に行く」と考えている人が選ぶといいと思う学部をあげると経営学部だと私は思います。
理由としては、経営を学ぶことでビジネスや社会について深く学ぶことができるため。
就職活動の際に有利になる点や、経営を学ぶだけである程度社会やビジネスの基礎知識を身につけることができるため、就職後も困らないというのが挙げられると思います。
就職活動の際に、「大学で打ち込んだこと」を聞かれるかと思いますが、そこで「経営学を学んだ」「経営学の論文を執筆した」というのを披露すれば、会社側としても「この人経営のことについて知っているから人材として欲しい」ということになり、就職活動に大きなポイントとなります。
今の企業というのは特に即戦力の人材を求める傾向があって、一からビジネスや経営について教えるよりも、ある程度知識がある人材を採用した方がコスト削減に繋がるため、そっちの方が都合が良いのです。
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そのようなことを考えれば、大学で経営学部に属すれば就活で有利になり、大きなメリットに繋がるといえます。
あえて挙げるとすれば、経営学部を選ぶデメリットとしては、授業内容が難しいという点があります。
経営学の授業は論理的なことが多くて、表面的なのでケーススタディ、いわゆる具体的な事例に基づいた授業展開が難しいとされています。
なので人によっては「経営学部の授業はつまらない」という人もいるでしょう。それを避けるためにはとりあえず経営学部に入るとなったら、実務経験を積むためにバイトはした方が良いと思います。
経営学を勉強しているとアルバイトだけでも見えてくるものが違ってくるものです。ただのスタッフではなく経営という目で仕事を見始めるからです。
ですがとりあえず大学に入って経営学部に入ることは良いことだと思うですが、授業内容が難しいため、まじめに勉強しないと就職に有利どころか不利になり、大学の単位が取れない、終いには留年に至る可能性も無きにしもあらずです。
そのため、大学に入ったからには勉強をして、留年しないように努力する必要があるでしょう。