ヴィ-ガン攻撃的じゃないけど精神的に疲れ気味 ビタB12のせい?
私の周りにベジタリアン・ヴィーガンの友達がいるので、その友人らとのやりとりから感じたことを書いてみたいと思います。
まずベジタリアンの人が攻撃的になると言われる理由と見解
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日本ではベジ主義の受け入れがまだ浸透していない
ベジタリアンまたはヴィーガンの方が攻撃的になると言われる理由は、ベジタリアンであるがために日常生活で生じるストレスが大きな原因になっていると思います。
1、経済的負担によるストレス
私の友達カップル(イギリス人の彼女とインド人の彼)は二人ともベジタリアンなのですが、日本での食事の際のお店探しにはいつも苦戦しています。
ベジタリアン向けの飲食店も増えてきていますが、ファストフードと比べると価格がかなり高く、シンプルなハンバーガーでも1000円近くしたり、サラダ専門店のサラダも1000円以上するものが多いので、経済的にも負担でストレスになっているとこぼしていました。
2、友達との外食におけるストレス
ベジタリアンまたはヴィーガンに対応または理解のある飲食店は、日本国内ではまだ少なく、一般的な理解も高いとは言えないでしょう。
私の友人も「職場の人と外食に行って、ベジタリアンということを伝えて野菜サラダを頼んだのに、ドレッシングに肉のエキスが入っていたりすることがよくある。
せっかく頼んでくれたのに断るのは申し訳ないけど、食べれないものは食べられないと伝えると、怪訝な顔をされることがある」と言っていました。
また、日本の友達と食事に行って、「ベジタリアンだから」と伝えると、多くの人から
「なぜ食べないのか」
「肉を食べた方が体に良い」
などの質問責めに合うことがよくあり、それがすごく面倒でストレスになると話していました。
これは外国人の彼らに限ったことではなく、日本人でベジタリアンともなれば、ちょっと敬遠されたり、逆に個人の主義を理解しようともぜず肉食の正当性を叩かれたり、ひどい場合には根拠もなく非難されたりもあるかもしれませんね。
こんな感じでストレスの積み重ねにより、心身が疲れてしまい、攻撃的になってしまう人も中にはいるのではないかと思います。
・ベジタリアンの方たちを迷惑だと思うことについて
私は飲食店で長く働いていたので、ベジタリアンのメニューを希望されるのが忙しい時期・時間帯、また食材についての詳細な質問をされると、シェフに確認して答えてを繰り返したりして、他のお客さんへの対応が追いつかず、迷惑だなとおもう気持ちも理解できます。
でも日本はオリンピックを控えてますし、外国からの訪問客も増加することが予想されるので、飲食店はすぐに対応できるように準備するなどの工夫はしておくべきだとは思います。
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・経験談
私にはベジタリアンの友人が数名いますが、特に攻撃的だなと思ったことはありません。
どちらかというとのんびりして、穏やかな方が多いのですが、上述したようなストレスを日々感じていると話しており、疲れ気味な方が多いように思います。
なので、私がお店探しをするときは、事前にお店に電話をして状況をしっかり説明して、対応いただけるお店を訪問しています。
ちょっと手間はかかりますが、私も野菜は好きですし、大切な友人と楽しい時間を過ごしたいというシンプルな気持ちからしていることなので、迷惑だと思うことはありません。
周りにベジタリアンの友人や同僚がいる方は、少し相手の気持ちになって対応できると良いですね。
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ベジタリアンとうつの関係は本人の取り組む姿勢の問題
ベジタリアン生活でうつ病になる原因は人それぞれあるようですが、「野菜しか食べれない」と強く思い込んだり、「人から変な扱いをされる」「敬遠される」などの周りからの扱いを強く意識しすぎてしまうところから来るようです。
実際、ベジタリアン生活に限らず、相手にどう思われているか、自分自身への強い強迫観念など、強く自身を追い込むことが良くないと思います。
ベジタリアン生活がいけないのではなく、挑戦する、取り組む姿勢や気持ち、考え方が大切なのだと感じます。
そう考えると、ベジタリアン生活でうつ病になる関連性は、納得できる部分はありますが、個人の気持ち、取り組む姿勢の問題であり決めつけるべきではないと考えます。
知り合いにベジタリアンの方がいれば、外で食べる場合に場所が限られたり考える必要も出てきてしまうでしょう。
ベジタリアンでいることを口にして、一時の話題になったとしても、食事制限がいつも頭に付きまとえば、理解者が周りにいないときに辛い瞬間も味わう可能性もあるように思います。
でもベジタリアンに取り組む姿勢が自分の中で確かであれば、気持ちが沈んだり、他人のせいで落ちこんだりしなくてもいいわけです。
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ビタミンB12の不足も気持ちの浮き沈みに影響する
お肉好き、ベジタリアン,偏食の方など、栄養素に偏りがあれば体の不調を訴える方もいるでしょう。
ベジタリアン生活では、ビタミン、ミネラルなどは多く摂れているかもしれませんが、タンパク質は摂取できません。
タンパク質は主に肉類、魚介類、卵等に多く含まれています。そしてタンパク質が不足して貧血になりやすいとも言われています。
先ほど上げた、気持ちが沈んでしまう原因に「ビタミンB12の不足」が明らかになったそうです。
このビタミンB12が含まれる食材には魚介類、肉類、乳製品などがあります。このビタミンB12は野菜には含まれていない栄養素です。
このビタミンB12不足により、睡眠不足や末梢神経の修復不能の状態になることも多く、ストレスを生む原因になってしまうでしょう。
こんな感じでベジタリアン生活は栄養バランスが崩れたり、貧血などに陥る可能性は高くなってしまうと言えます。
動物愛護の気持ちからベジタリアンになることは素晴らしことです。誰でも出来ることではありませんし、誰にも個人の食の選択を非難する権利はありません。
でも確かな知識を得ること、また、ただベジタリアンになるのではなく、動物愛護は一種の思想とも呼べると思うので、ベジタリアンに対する社会的な文化も十分に理解する姿勢はベジタリアン本人も持ち合わせているべきでしょう。
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