ロメインレタスはアメリカでの呼び名 その由来は?白菜とは違う?


ロメインレタスは葉が丸まらず、縦に育つタイプの割としっかりとした葉っぱが特徴のレタス。丸まらないレタスは「リーフレタス」と呼ばれます。
シャキシャキの食感と、レタスの中では一番苦味を感じるかもしれません。サラダだけじゃなくて炒め物にも向いてます。
ロメインの名前の由来
「ロメインレタス」と名前が付けられたのはアメリカ。ロメインとはイタリアの首都ローマのこと。理由は単純でローマからきたレタスだからです(笑)
でも別名もあって「コスレタス」という人も。これはギリシャのコス島が原産地だと言われているからで、地中海付近の国ではもちろんヨーロッパでは特にこの名前の方が普通のようです。
日本でも「コスレタス」にすればいいのにと個人的には思ってます。
どこで育てられてるの?
ともあれこの「ロメインレタス」ことコスレタスは今はアメリカはもちろんヨーロッパ、中国・インド、日本でも結構どこでも育てられています。
得にレタス類は高所の涼しい地域での栽培が盛んのようで、北海道から長野、茨城県が有名どころ。でも最近は九州や四国地方でも作られているようで日本でも需要が高まってるのが伺えますね。
ロメインレタスの旬はいつ?
一般的にレタスの旬は「初夏」だって言われてるんですが(寒い時期に種まきするから)それはロメインレタスも同じ、でも北海道や長野、茨城では初夏を通り越して秋頃まで出荷されてるようです。
元々コス島で作られたコスレタス(=ロメインレタス)はヨーロッパでは季節野菜として食べられていました。でも今はヨーロッパなら年中どこでも買えるよう。まぁシーザーサラダが人気ですから当たり前ですね。
日本では普通は初夏の6月前後からほぼ全国のお店に並ぶを見るでしょう。高所の地域に近い場所なら年中売ってるかも。
ロメインレタスって白菜じゃないの?白菜との違いは?
ロメインレタスは縦に長いレタス、一見「白菜」とほとんど区別がつきません。いや「白菜」でしょと思うほど。
でもやっぱり味が違っててロメインレタスの方は苦味が強いです。炒めものにしても苦味があるのが特徴でピーマンのようにほろ苦さが残ります。
逆に白菜は甘みがあります。今度食べ比べてみて下さい。
ロメインレタスは炒めてもおいしい
ロメインレタスは普通のレタスより厚くて噛みごこち抜群、繊維が口に残る感じもあります。そのままサラダとして食べるのもいいんですが、細かく切って卵と炒めるだけでも立派なメイン料理になります。
ロメインレタスは熱に強くて炒めてもシャキシャキ感がしっかり、ベーコンやハムと一緒に炒めてもよし、だし汁で軽く茹でて、食べる寸前にごま油と鰹節を振りかけるとおひたしのようになって、立派なおつまみにもなります。
ロメインレタスを大量消費するならお好み焼きに
あと個人的にはお好み焼きのキャベツ代わりに入れるのもおすすです。サラダとして一回で食べる分にはちょっと大きいのでロメインレタスを大量消費するにはうってつけ。
ここ何年かはほんとに災害が多くてロメインレタスを生産してる農家にとっては厳しい時期のようです。
私たちが国産のロメインレタスを食べられるのはそれでも栽培してくれてる農家のおかげなので感謝しながらロメインレタスのほろ苦い旨味を楽しみたいものです。