手助けください、丸亀城の石垣が台風24号で崩れてしまったのです
私の生まれ育った町、香川県の丸亀市には丸亀城というお城があります。近くにあるので子どもの頃から普段に遊びに行くのはもちろん、マラソン大会や美術の時間に写生に行ったり、学生の頃はデートに行ったりといつも身近にある存在でした。
そんな幼少期を過ぎ大人になると都会に出たのでしばらく丸亀城からも遠ざかっていました。でも30歳になり再びこの町に帰ってきました。
帰ってきてからも日々の忙しく、しばらくはこのお城に行くことはありませんでしたが、2018年の台風24号による大雨によって石垣が崩れるということがありました。
あの扇の勾配と言われる美しさを誇ったあの石垣が…という思いに駆られ10数年ぶりに丸亀城に向かいました。
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おすすめポイント:「扇の勾配」とよばれる美しい石垣
丸亀城のお薦めポイントとしては上記にも書いたように「扇の勾配」(おうぎのこうばい)と呼ばれる美しい石垣です。
大阪城の巨大な石垣などに比べるとはるかに小さな規模ですが、その急峻な(きゅうしゅんな)石の積みかたは見る人を圧倒させる力があります。
ちなみに大阪城の石垣は瀬戸内海にある丸亀市に入る本島(ほんじま)、広島(ひろしま)
(この本島や広島というのは香川県にある島の名前で、都道府県の本島や広島県とは違います)
などの島々から石が運ばれたとの記録があります。
なので香川県付近は石が豊富だったこともあってか、六万石という石高のお城にしては立派な石垣が組まれているのでしょう。
その石垣が前述したように2018年の台風24号による大雨によって一部崩れてしまったのです。
修理の予算が足りない上に熊本城の石垣の修理とも重なり業者が足りないなどで修復はあまり進んでいません。来客者が増えて寄付や丸亀城関連の売り上げが増えることを望んでいます。
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おすすめポイント:入場料が激安100円、建築当時のまま現存する丸亀城の天守閣
石垣のことばかり書いてきましたが、丸亀城の天守閣もお薦めです。
京極 高和などが暮らしたこの天守閣はとても小さなものですが、江戸時代の建築当時のそのままの姿を残す現存12天守のひとつです。その中ではもっとも小さな天守閣ですが…。
そんな貴重な丸亀城の天守閣ですが、確か100円とかの入場料で入ることができます。この入場料は石垣の再建に利用されるので是非入ってみてください。
3階建ての天守閣は江戸時代より大きくなった現代人の私達には窮屈すぎるくらいですが、
小高い山の上に立つこの天守閣の三階から眺める景色は丸亀の町や瀬戸内海、金毘羅さん(こんぴらさん)のある象頭山(ぞうずさん)などが一望できるので格別です。
丸亀城に行った際には是非天守閣まで登ってみてください
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丸亀城までの行き方
車で行く場合は瀬戸大橋の坂出インターチェンジから車で20分ほどです。
駐車場は無料だと丸亀城内に50台と、丸亀城の前に市役所があるんですがそこには20台くらい停めれます。
いっぱいなら有料の場所に停めなければいけませんが、たくさんあるしすぐ見つかります。ほとんどが丸亀城から歩いて5分の範囲にありますよ。
徒歩:
歩いて行く場合は、丸亀駅から10〜13分くらいです。
丸亀駅の南口へ出て下さい。南口を背にして左にある「浜町アーケード」に入り
富屋町 → シャッター通り → 京極通り、と進むと内堀西北角にたどり着きます。
大手門から入るのであれば
京極通りを渡って左折 → 市民会館が見えたら右へ曲がる → 300mで大手門に到着します。大手門もなかなか見ごたえがあります。
うどん県香川県
扇の勾配の石垣や現存12天守閣を持つ丸亀城、他にも「京極に過ぎたるものが3つある にっかり茶壺に多賀越中」と当時の狂歌で言われた茶壷ににっかり青江と呼ばれる名刀などもあり、常設ではありませんが、丸亀城の敷地内にある資料館の中で展示されていることがあります。
にっかり青江は最近「刀剣乱舞」とかいうオンラインゲームで人気になったとかで、それを目的にする若い観光客も増えているようです。
あと、丸亀といえば讃岐うどんの本場です。
丸亀市内にはうどん県こと香川県でも有名なおいしいうどん屋さんが何件もあります。
それを目的にするのも良いと思いますが、何度も書くように丸亀城の石垣の再建のためにもお近くに来られた場合には是非とも丸亀城まで来てくださればと思っています。
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